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努力 その2
2.努力を忘れて努力すること

 勉強にせよ仕事にせよ、壁にぶち当たったことがある人なら、一度は「自分はこんなに努力

してる(頑張ってる)のに・・・」と思ったことがあるだろう。しかしそこで、そう感じること自体が

実は、自分がまだ本当は努力をしていない証拠だということに気づく人は少ないと思う。

 ちょっと冷静になって考えればすぐに気がつくことだが、人は本当に何かに向かって無我

夢中で努力している時というのは、自分が「努力している」とか「頑張っている」とか、そんな

そ意識さえ無いものだと思う。だから、自分で「自分は頑張っているのに」なんて考えている

こと自体が、実は本当の努力をしていない証拠。

 もちろん、何かを始めて間もないときには、意識的に努力しなくてはいけない。どんなことで

も初めてすぐの頃というのは、大変なものだから。自転車に乗ること、泳げるようになること

なんかを想像してもらえば分かるだろう。自転車に乗れるようになるまで、泳げるようになるま

では、とにかく苦しい。こういう何かを初めて間もないときには、投げ出したい気持ちをぐっと堪

えて意識的に努力することが必要だ。

 しかし、それはあくまでも最初のうちだけでないといけない。そこから先は、もっと速く走りた

い、もっとうまく泳ぎたいという欲求に突き動かされ、ふと気がつくとひたすらそれに打ち込ん

でいる自分がいる。それが本当に努力しているという状態だと思う。そのときには、きっと自転

車に乗ること、泳ぐことがおもしろくて仕方がないはずだし、それが大好きになっているはず。

これは、どんなことにも当てはまると思う。

 以上のことから、私達はもう一つ重要なことに気づかなくてはならない。それは、何かを始める

ときに「おもしろそうだからやってみる」と考えたり、努力するのは「好きなことだからだ」と考える

のは、実は間違っているということ。どんなことでも、初めはただ苦しいだけに思えるもの。そこを

本当の努力で乗り越えてこそ、「本当におもしろくなる」ものだし、そうして初めて「本当に好きに

なる」ものだ。裏を返せば、大して努力もしないでできることというのは、実は大しておもしろくない

ことなのだが、不幸なことに多くの人はそれに気づかない。

 ここまで読んでいただいた方で、まだ本当に努力している状態がどういうものかを実感出来

ない方は、ぜひ漫画の『スラムダンク』を読んで下さい。主人公の不良少年、桜木花道が、

最初は好きな女の子の気を引くために始めたバスケットボールを、やがて本気で好きになって

行く姿は本当に感動もの。是非一読を。彼が夢中になってバスケに打ち込んでいる姿をみれば、

本当に努力している人がどういう状態かよく分かるはず。バスケットボールの経験がない方

は、初心者にとても厳しいスポーツであることを念頭において読んでいただけると幸いです。

 「自分はこんなに努力している(頑張っている)のに・・・」なんて思っている間は、実は本当

の努力をしている状態ではない。何でも「努力していること自体を忘れて努力している」そういう

状態になって初めて上達するものなんだと思う。
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