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努力 その3
3.努力をする前に、その努力が役に立つかどうかを考えてはならない
誰しも、特に若い時には、何かに憧れを抱き「自分もそうなろう」と目標を持ち、努力を始めるもので
す。しかし、目標に向かって走り始めた頃に、多くの人がはまってしまう罠があります。それは、本当
の努力をする遥か手前で、ちょっと苦しくなって来た時に、はまってしまう罠です。
誰しも一度は考えることですが、「こんなことをして本当に役に立つのか」という思いに捕われるので
す。もちろんその時点では、自らの立てた目標を諦める気はさらさらないでしょう。しかし、その目標を
達成したいがゆえに、人は、「果たして今自分のしている努力は報われるのだろうか?」という不安に
捕われます。
しかし、実はそう考えること自体が間違っているのです。なぜなら、その努力が実際役に立ったかど
うかは、目標を達成してみて初めて分かることだからです。努力の成果は、努力している最中に前も
って知ることはできません。
たとえば、初めての山に登るとき、一度も山頂まで行ったことのない人間には、今自分の歩いている
道が正しいのかどうかさえ分からないはずです。この場合、山頂を目指して『山道を歩くこと』は『努力
すること』であり、『どの道を登るか』が『努力の仕方』に当たります。努力している途中に「こんなことを
して本当に役に立つのか」と考えるのは、「自分が歩いているのは正しい道なのか」と考えることにな
ります。もちろん、もっと楽な道があるのかもしれません。でも、それを言うなら谷底へ真っ逆様の道
だってあるでしょう。どっちにしても、初めて登る人間には知り様がありません。『目標達成』=『登頂』
したいのであれば、ただ自分の歩いている道を信じて登るより仕方がないのです。
それでも多くの人が「こんなことをして本当に役に立つのか」という思いに捕われて前に進めなくなっ
てしまうのは、実は自分がただ『登るのが苦しい』だけなのに、それを『道が間違っているのではない
か』という疑念にすりかえていることに気づかないためです。つまり、『努力するのが辛い』ということを
『努力の仕方が間違っている』という全く別の問題にすりかえてしまうのです。
人間というのは、自分で自分を騙すこと(自己欺瞞)ができる哀しい生き物なのです。
欺瞞を自分に許さず、努力を続けてゆくためには、優れた先達(親・先生・先輩)の存在が重要でしょ
う。苦言を呈してくれる先達を持つことがなくなった今の子供達の惨状を見るにつけ、本当に心が痛み
ます。
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【2008/03/31 21:45】
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