FC2ブログ
新風館通信
迷走する教育       道しるべでいたい



プロフィール

M.Kaze

Author:M.Kaze
新風館のブログ(ハードタイプ)
北風のブログ



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



精神力 その6 合宿編
 少し前の話になりますが、新中3全員+新高1一名を連れて合宿に行って来ました。24歳23歳19歳18歳と歴代卒塾生の多くが参加して新受験生を鍛えようという合宿です。しかし、普通の塾がやるような、いわゆる勉強合宿ではありません。一言で言うなら、

新風館スピリッツを年齢の近い先輩方から直伝してもらおうという企画です。

 企画立案から実行まで、すべて卒塾生達が行ったのですが、息つく暇もないほど次々にイベント(内容は秘密ですが)があり、新中3の塾生達は心から楽しむと同時に先輩達の企画立案能力と頭の回転の速さに感心しきりと言った様子でした。本当に頭がいいというのはどういうことかが少しは分かったのではないかと思います。こういう能力こそ将来役に立つものです。

 今時の子供達は、何でも誰かがしてくれる、誰かにしてもらうのが当然という、とんでもない勘違いをしている子が多いです。当然、誰かにしてもらうより、自分からする方が実は何でも楽しいということも知りません。本来、勉強もスポーツも、そして今回のようなイベントも、自分から積極的・能動的に取り組もうという意志がなければ、ちっとも楽しくないものです。子供達の学力が下がり続けているのも、生まれつき頭が悪い人が増えるはずはないですから、本当はそういうことに原因があるはずです。
実際、私達の経験では、誰かがしてくれるのが当然だという姿勢の子は学力も向上しません。

 「まずは何でも自分でやってみよう」そういう気持ちが大切だと思うのです。

 その意味で、子供がすべきことを何でもしてやる大人というのは大変罪が重いと言えるでしょう。
子供が有意義な経験をする芽を先回りして摘んでいるようなものだからです。多くの親御さんがこの罠にはまるのも、先回りしてやってやる方が、本人に任せてしまうより、実はずっと簡単だし、楽だからです。

 子供が「まずは何でも自分でやってみよう」とするのも、子供がそう思うまでじっと待ったり、子供に任せて黙って見守っているのも、やはり精神力の問題だと思います。

 今回の合宿では、ささやかですが、食事については現地で材料の調達からすべて新中3の塾生に任せることになっていました。我々と先輩達は一切口を出さないというルールです。場所柄買い食いもできませんから、失敗すればこちらも飯ぬきです。これは、なかなかスリルがありました。

 こうして「何とかなるもんだ」ということを知るのも大切なことです。

 自分でやってみれば大変さも分かります。だから、些細なことでも初めてのことと言うのは何でも抵抗感があるものです。しかし、それに負けないでチャレンジするのことこそが大切。初めから「無理や」と諦めるのではなく、とにかく「まずは何でも自分でやってみよう」それこそが新風館スピリッツです。

 今回の合宿で、新中3の塾生達には確実に浸透したと思います。これまでは塾内で最も学力の低い学年だったのですが、今後はその汚名を晴らし、学力の伸長に大きな期待ができると確信しています。頑張れ!