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とまらない中学生の幼稚化
2013年になって早くも10日が過ぎようとしています。
年末年始にかけてのこの時期は毎年、本当に息つく暇もありません。
先日進路相談の面談が終わったと思ったら、もう目前にはセンター試験、そして私立高校入試が迫っています。
まだまだ続く眠れぬ日々・・・と言ったところ。

ブログも完全放置だったので、久しぶりに長文を書こうかなと思います。
テーマは、最近とくに危機感を覚えていること、ズバリ「とまらない中学生の幼児化」です。

年末の面談のときにふと思ったことなのですが、以前なら中3の子というのは、
もう立派に(と言うか、青春真っ盛りなだけにやや過剰気味な)自尊心というか自意識を持っていて、
親にあれこれ言われるのをものすごく嫌がるものだったと思うのです。
「自分のことは自分で決める」という意思表示もはっきりしたものでした。
面談のときに親と同席していても、親のしゃべる内容のみならず、しゃべり方に対してさえ、
あからさまに嫌悪感を抱いているのが、傍目にもわかったものです。
かく言う私も親にそばに寄られるだけで嫌でした。

心理学的にも、そろそろ親離れの準備に入る年齢ですから、それが自然なことだと思うのですが、
昨今の中3の子らというのはそういうところがまるでない。実に従順でおとなしい。
まるで小6の子が親と一緒に座っている様な感じと言えばいいでしょうか。

ですから、以前なら12月の面談というのは、
前もって子供達本人と我々で話し合って詰めておいたことを、お母様お父様の前で確認する
という形だったのですが、
今では前もって本人と話をしようにも、まずもって本人の意志と言えるものがない。
「どうすればいいん?」と誰かにまる投げしてしまうか、
「どうすればいいかわからん」と考えることを放棄するか、
ほとんどこの二択状態です。

「こうできたらいいなぁ」という希望というか淡い期待は持っているようなのですが、
現実をきちんと踏まえたうえで、一体自分はどうするのか、というところまで考えが行かないし、行けない。
だから、今の自分の状態では希望をかなえるのは無理だから、もっと努力しようという発想も出て来ようがない。
そして、ただ何となく「たぶん誰かが何とかしてくれるやろ」という淡い期待のうちにずるずる時を過ごす。
そんなふうに見えます。嫌でも年は取るし、いつかは自分で身を立てなくてはならないのですが・・・。

これ、社会が、大人が、子供たちに「子供らしさ」や「可愛さ」ばかり求めた結果ではないか
という気がするのです。
少なくとも、社会の風潮として「独り立ちしろ」「立派な大人になれ」ということを子供達に求める空気がない。
ニートの問題にしても、ずっと子供達を子供扱いしたことが原因の一つと言えるのではないでしょうか。

中2や中3になってもサンタさんを信じている子供が増えるのは、この国のためにどうかと感じるのは私だけでしょうか?
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