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入試結果報告 その1
入試結果報告 その1 中学部

公立高校受験者9名 全員第一志望合格

星 陵  1名  北須磨  2名(うち1名推薦)
須磨東  3名  神戸高専 1名
舞 子  1名  須磨翔風 1名

私立進学者 全員専願

育 英 理系進学コース 1名
神港学園 総合コース  1名


【総 括】
上記の結果については、ちょっと出来過ぎなくらいだと思っています。
特に、成績上位の4名(星陵の1名、北須磨の2名、神戸高専の1名)と須磨東のうち1名に
ついては、我々の当初の予想を遥かに上回る成長を見せてくれました。
この5名は、入塾当初の状態を考えれば、全員一つ下のレベルの高校になっても不思議では
なかったところを、互いに切磋琢磨することで、みな易々と乗り越えてみせてくれました。
その姿は、我々の目にも実に頼もしく映りましたし、自分も中学時代にこういうライバルが
いたら違ったかなと思わされるくらいでした。
現時点で、このうちの4名は高校進学後も新風館に通塾を続けてくれることが決まっており、
これからも成長する姿を見せてもらえるので、我々も楽しみで心底ワクワクしています。

通塾を許して下さったお父様お母様方には、この場を借りて心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。

一方で、公立受験をした成績中位以下のメンバー(須磨東の2名と舞子の1名と翔風の1名)に
ついては、最後まで本当にハラハラものでした。今も、本当はもっと伸びしろがあったはずだ
と考えています。
特に受験直前の2ヶ月間であまり学力の伸びが見られなかったので、
今は高校進学後のことを心配しています。
彼らと上記の5名を分けたのは、自分の弱点を直視して克服しようという意志の有無でした。
昨年12月からは集中的に弱点を克服するためのメニューを組んで来たのですが、
なかなか満足の行く改善が見られず、同じ失敗を繰り返す箇所をゼロにはできませんでした。
この状態は、実際に自分が受ける私立入試の問題を解く段になっても大きくは変わらず、
我々がその弱点を直視させるべく、口をすっぱくして言っても直らなかったのです。
同じ問題(内容が同じものだけでなく、全く同じものも含む)なのですから、
できるかどうかということと学力や頭の良さとは全く関係がありません。
これはもう純粋に「直そう」という強い意志を持って取り組むかどうかという問題だと思います。
「まあこれくらいでいいやろ」という安きに流れる心の弱さが最後まで拭えなかった
のでしょうが、これは「入試結果報告その2 高校部」編でも述べますし、
残された授業時間で本人にも伝えますが、
このままでは高校範囲の勉強にはとても太刀打ちできないと思います。
課題は高校に先送りという状態ですね。

私立進学者のうち1名については、受験生としての自覚が芽生えるのが遅すぎた
という点に尽きます。
入試の1ヶ月前になって、ようやく自分がそれまで何もして来なかったことに気づいた
様子でした。ただ、その後は残された時間でできることはやったと思いますし、
受験後も2月末まで授業を受け、そのときには高校では中学時代と同じ過ちを繰り返さないことを
心に記するようになっていましたので、私立に進学することになったのが返って良かったのかも
しれません。
もう一人については、当初工業高校に通うつもりでいたものが、学力が向上したことによって、
普通科の受験を実現した結果です。
我々としては、何も考えずに自分の学力で入れる公立高校へ行くよりも遥かに価値がある
私立専願だと考えています。

と、ここまでは概ね満足の行く結果と言えるのですが、
今年に限っては手放しで喜べない気持ちです。
と言うのも、このブログを丁寧に読んで下さっている方はお気づきのように、
実は、私立入試終了後、公立高校入試を待たずにやめてしまった生徒が2名いるからです。
新風館創設から15年になりますが、このタイミングで退塾するということ自体が初めて
のことです。
しかも2人ですから、とてもショックでした。
そもそも、塾の多くは新規塾生の囲い込みを図るため、新年度の開始を3月にしていますが、
我々は受験生を最後まで手厚く指導したいのと、受験終了後に高校進学後のための準備もして
あげたいとの思いから、新年度を春期講習ないし4月からとしています。
これまでは、ご父兄の方々も、またそれ以上に塾生たち自身が我々の意図を理解してくれていた
ので、こういうことがなかっただけなのかもしれませんが、
何ぶん初めてのことだったということもあり、
「一体なぜこのタイミングで」と随分悩みました。

その理由というのは(本当にそうなのかは今も分かりませんが)やめていった生徒曰く、
我々のやり方、具体的には、受験の直前に実際に自分が受験する学校の入試問題を
本番同様きちんと時間を計って実施し、こちらでその採点とポイントの解説をする
というやり方が気に入らなかったようなのです。
彼らはそれなら赤本を買って自分でもできると思ったようですが、問題の傾向分析や
出題予想を自分でやれるとは思えませんし、何よりも学力中位層以下の子というのは、
上述のように、自分の弱点を放置する傾向が強く、それは学力とも頭の良さとも関係が
ありませんから、受かりたければ本人がどんなにそれを嫌がっても、
こちらで直視させる必要があり、それを自分ではなかなかやれないからこそ我々がいるわけです。
確かに自分の弱点を指摘されるのは気分が良いものではありません。
しかし、それから逃げていては良い結果が得られないのは当然のことだと思うのです。

もし我々のやり方が間違っているのであれば、あるいは、もし私が今ここで述べている考え方が
間違っているのであれば、これまで途中退塾して我々のもとを離れた生徒の中に、その後大きく
成績や学力が向上した、あるいは、受験が我々の想定よりも上手くいったという生徒がいても
よいはずですが、我々の知る限り、そういう生徒は一人もいません。
しかし、いつもなら自分達の仕事に対する誇りを少しは慰めてくれるこの事実も、
こんなタイミングで途中退塾する生徒が2名も出たという事実の前には、
少しも慰めにはなりませんでした。
最後まで見てあげられなかったこと、
そして、我々の思いが生徒や親御さんに上手く伝わらなかったことが、
とても悔しく、とても哀しいです。

【追記】
新風館創設以来、我々が出している合格実績には受験終了まで新風館に所属していた塾生しか
掲載していません。ちょっと所属したことのある生徒を使って実績を水増ししたりしないということを
我々は誇りにしていますので、やめた2名に対しても彼らがやめると言った時点で、
合否に関わらず合格実績には掲載しない旨伝えてあります。
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