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あさひGF連載 後半
あさひGF連載「学び上手になるために」第4回

前回は『覚える』ことについてでしたが、
今回はその次の段階『自分で考える』ことの大切さについてです。
多くの方が「勉強は単に教わった手順を覚えることだ」と
勘違いをしている気がします。

確かに手順を覚えることも大切ですが、
もっと大切なのが『なぜそうなのか』を理解することです。
事物の原理を究明することが全ての学問の目的なのですから。

ところが、多くの子は勉強する際、何も考えず、
作業をこなすようにやろうとします。これでは機械と変わりません。
もし嘘を教えられたとしても、何の疑いも持たずにその通りにすることでしょう。

本来、勉強は賢くなるためにするはずですから、この状態はどう見ても変です。
人間は自分の頭で『考える』ことができるからこそ、
辻褄の合わない点に気づいて嘘を見抜くこともできれば、
自らの誤りに気づいて正すこともできる。
これが上手い人を『頭がいい』と言うのであって、
そこを目指してこその勉強でしょう。

そのためには『なぜそうなのか』を『自分で考える』ことが絶対に必要です。
よく言われる「結局勉強は自分でするもの」という教訓も、
この点に注目したものでしょう。
勉強というのは本当の意味で『頭がいい』人になるためのトレーニングだ
ということをお忘れなく。


あさひGF連載「学び上手になるために」第5回

今回は、前回の『自分で考える』ことと大切な繋がりがある
『よい質問』をすることについてです。
ちゃんと考えて勉強していれば、何かしら「分からないこと」が出てくるものです。
これは「解けない問題がある」ということではなくて、
答えや解法を見ても「なぜかが分からない」という意味です。
そういう時のために教師がいるわけですから、
我々は常々質問をしてもらいたいと思っています。

経験を積んだ教師には質問の内容によって生徒の学力が分かります。
『よい質問』というのは、その人が辿った思考の道筋がはっきりと見て取れるものです。
そして、その道筋を正しい方向へ導いてやると、生徒の表情がぱっと明るくなる。
これはモヤモヤが晴れてとても気持ちがいいからです。
これが『学びの快感』というやつで、これを何度か経験すると、
自ら進んで勉強したくなります。

こうして脳内に新たな神経回路(=正しい思考の道筋)が出来上がることによって
人は頭が良くなっていくのです。
これは勉強を記憶力勝負だと勘違いしている人には決して経験できない喜びでしょう。
是非『よい質問』ができるような勉強をしてみて下さい。
嫌いだった勉強が嘘みたいに面白くなるかも!


あさひGF連載「学び上手になるために」第6回(最終回)
 
この連載も遂に最終回。最後は『目標を持つこと』です。
最終的には「何のために勉強するのか」が明確になるような目標を持つのが理想ですが、
とりあえず「将来のため」なんていう大人の受け売りではなく、
もっと具体的で短期的な目標を持つべきです。
たとえば、「次のテストで90点取る」とか「誰それにテストで勝ちたい」とか。
そして、目標を一つ達成したら、また次の目標を立てる。

これを積み重ねて行けば、やがて将来の大きな目標も見えて来るでしょう。
何事も漫然とやっていたのでは成果は望めません。
人は何をするにもモチベーションが必要であり、
また、それを喚起し続けることが必要です。そのための目標なのです。

目標を持ち、それを達成するために犠牲を払う覚悟があれば、
自分の未熟な考え方に固執せずに先人の教えを素直に受け入れられるし、
どうするべきか自分でも必死で考えるから自然によい質問も出来る。
この連載で述べて来たことは、万事に渡ることであり、
『学び上手は、生き上手』というのはどんなに時代が変化しても変わることはない
と思います。

もっと知りたいと思われる方は、拙著『流されない行き方』(アマゾンで販売中)
を御購読頂ければ幸いです。