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できる子できない子6
 年が明けたと思ったら、あっと言う間に1月も終わり。大学センター試験も終わり、中学生はいよいよ受験本番を目前に控えるこの時期は、毎年本当に息つく暇もありません。私達も体調の管理にもいつも以上に気を使います。

 否応なく緊迫感が増すこの時期、毎年痛切に思うことがあります。

 それは、ラストスパートをかけられる生徒とそうでない生徒との間に大変な違いがあるということです。

 こうした緊迫感の中で時を過ごすことは、当然ストレスがかかります。誰でも「逃げ出したい」という気持ちになることもあるでしょう。しかし、同時にそれは自分を高める絶好の機会でもあります。

 この時期を如何に過ごすか、それは将来を占う試金石と言ってもいいでしょう。
 もしかすると、受験結果そのものよりもずっと大切かもしれません。

 こういう時期は、うまく過ごせる人とそうでない人にはっきりと分かれるものです。
 もう少し正確に言えば、
 ①うまく過ごせる人、②分かっていてもうまく過ごせない人、そして、③逃げ出してしまう人に分かれます。

 本来、③の逃げ出してしまうのは論外なのですが、体調が優れなかったり、人間関係がうまく行っていなかったり、コミュニケーションを図る力が足りなかったりすると、人は追い詰められている気分になり易く、必要以上にストレスを感じてしまう場合もあります。
 ですから、普段から体調管理に気をつけることはもちろん、体力も非常に重要な要素なのです。そして、最も大切なのはコミュニケーション能力です。普段から人間関係を円滑にしておくこと、これはストレスに押しつぶされそうになったときも助けを求めたり、打開策を講じるのに不可欠です。
 私達の経験では、コミュニケーション能力の低い子ほど、ストレスをため易く、体調を崩し易いですし、集中力・持続力が低く、一度逃げ出したいという衝動を覚えると、それに抗し難い様子で、どんな手を使ってでも逃げ道を探そうとする傾向があります。エネルギーを完全に間違った方向に使ってしまうのですね。

 でも、多くの人は②、どうすべきかは分かっているのに、なかなかそうできない、だからうまく過ごせないのではないかと思います。これには様々な原因があるので、一概には言えないのですが、まず考えてみるべきは、「目標が自分のものか」ということです。そもそも緊迫した状況というのは「期限のある目標があって、それを達成するために今すべきことが沢山ある」ということによって生じるものですから、どうすべきか分かっていても、それに向かえないというのであれば、それは自分自身が設定した目標ではなくて、誰かあるいは、何かに与えられた目標ではないかということです。
 入試で言えば「本当は嫌だけど、試験があるから仕方なく勉強している」という状態なら、たとえ行きたい学校があるとしても、それは自分の目標とは言えません。もちろん入試があるという現実は自分で選らべるものではありません。だから、多くの人は現実と妥協し「仕方なくやるもの」と考えるのでしょう。

 しかし実は、そこができる子(人)とできない子(人)の分かれ道なのです。

 よい緊張感を持続しつつ、緊迫した時期をうまく過ごせる③の人というのは、何事も「やらされている」とは考えないものです。人間というのは、自分の意志に反したことをやらされると著しく能率が悪いものですが、できる子(人)ほど、それを良く知っていて、何事も「やるからには」という積極的な姿勢で取り組みます。自ら進んで現実にコミットして行くわけです。だからこそ、現実から目を背けることもなく、現実と妥協するのでもなく、正面から向き合うことができる。③の人は、もし、どうすべきか分かっていてもうまく過ごせないという人と全く同じことを目標にしていたとしても、「目標が自分のもの」になっているので、達成する確率は格段に高くなり、そして、その達成も、また、たとえ結果失敗しても、全ては次の目標へと繋がって行くはずです。

 どの行き方が良いのかは自明のことでも、なかなかそうは行かないのが人間です。少しでも多くの塾生が少しでも③の状態に近づけるよう手助けをするのが我々の役目だと思って頑張っています。

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